(^ω^)思念界都市部ピクシティで…
今宵も入国審査が行われているお
入国希望者を次々と捌いていく審査官の目前に
ボーイッシュな風貌の女が、歩みを止めたお
審査官A「どうも。所持品チェックしまーす」
審査官B「ん?この人手ぶらじゃね」
審査官A「あんた、観光客には見えんね」
コセ・李珠「俺はコセといいます。天宮ZONO、CEOとの会合できました」
審査官B「天宮ZONOの…?止めたらやばくね?責任問われるんじゃね?」
審査員A「ま〜あ、手ぶらだしな。通っていいですよ」
(^ω^)入国審査官を騙し、入国に成功したコセ・李珠は…
足早に中心街へ向かった。
コセ・李珠「ぐふふ…商売始めるで〜」
(^ω^)不敵な笑みを浮かべたコセ・李珠。道行く思念体に声をかけていくお
コセ・李珠「タノレパや使い魔欲しくありませんか?一匹500ドノレで売ります」
通行人「ギャグ?思念界でタノレパ持ってない人なんかいませんw」
コセ・李珠「何!?」
(^ω^)コセ・李珠は商売の才能が無かった。だがしかし…
天はコセを見捨てていなかった。
通行人「ま〜あ、強いタノレパだったら買わないこともないですよ」
コセ・李珠「あんた、誰や?」
通行人「私は、私は、私は」
(^ω^)頭を抱え蹲る通行人。一体誰なんだお
通行人「わたしだれや?うわあああああああああ」
(^ω^)発狂を聞き付けた警察官が集まってきたお
ピクシティ警察A「これは!?豆腐熱の反応じゃないか!?」
ピクシティ警察B「何!?ヘソ・ライト博士が感染したという!?」
礼奈「違うよ、この人はブロリン。人騒がせな小説家よ」
ピクシティ警察C「なんや、ま〜たアンタか。関わるのは御免や!行くぞ」
(^ω^)奇しくも砂塵嵐と礼奈の登場により、コセ・李珠は警察を巻いたお
礼奈「それで?強いタノレパは作れるの?」
コセ・李珠「あんたがあの有名な礼奈?」
礼奈「そうだけど何?できるのできないのかだけはっきり言って」
(^ω^)コセは考えたお。もし礼奈に宣伝してもらえば、評判を聞き付けたタノレパーが大勢で買いに来るのではないか…。浅はかだお
コセ・李珠「わ、わかった。俺に任せて下さい。必ず強いタノレパを連れて行きますから」
砂塵嵐「あのう、できれば作りたいです。容姿と性格は重要なステータスですので」
礼奈「ルイ・ちゃんを消せる思念体くれるんなら、レンタルでもいいよね」
砂塵嵐「礼奈がそういうなら…」
礼奈「よろしくー」
(^ω^)取引成功だお。砂塵嵐はブロンしながら人混みへ消えていったお。だがしかし…コセに強いタノレパを作り出す力はなかった
コセ・李珠「ルイ・ちゃんを消せるタノレパ…こうなったら…」