✝︎タルパ・思念体バスターズ✝︎

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第4話「無断天災車編」

(^ω^)ユーホーン達三人は、草木が生い茂る道を歩いていたお。


「おい、トホホフォー。そんなにくっつくな。暑苦しいだろ」
「いいじゃん別に。助けてくれた人を好きになるのって当然じゃん?」

「そう的?まあそういうことなら的〜」

(^ω^)ヘソ・ライト博士はトホホフォーを抱きしめたお。

「フォーちゃんかわいい的〜」
「ちょ、ちょっと離してください!」
「ポー!」

(^ω^)フォーの裏拳がアゴにヒットし……ヘソ・ライト博士は派手に倒れたお。
ユーホーンはフォーに頭を下げこう言ったお。

「悪い、フォー。俺はもう恋愛はしたくないんだ。数ヶ月前まで付き合っていた女がいた。だがしかし……そいつは人格が2525もある女だった。俺はもう疲れたよ……」

(^ω^)落胆するトホホフォー。だがしかし、次の瞬間、バチンという乾いた音がしたお。ヘソ・ライト博士は起き上がり、フォーの頬をビンタしていたお。

「何すんだよ!」
「ごめんなさい的。ついカッとなって的……だがしかし、もめるのは良くない的。メンヘラ同士の恋愛はやめる的」
「はぁ!?誰がメンヘラだってぇー!」
「そう的?わかった的。あなたはメンヘラじゃない的。メンヘラとは、精神的に不安定な状態のタノレパー的。フォーはただのガサツ女的」

「お前らなぁ……」

(^ω^)その時、背後からエンジン音が聞こえたお、

トットブォーブォーブォーブォーブォーブォーブォーブォーブォー 無賃乗車 乙」
「キキッ☆」

(^ω^)軍用車両と見てとれるそれはそれは立派な装甲車がユーホーンの数メール手前で停車したお。降りてきたのは低身長の……妖女だったお。

 

「おい、乗れや。ピクシティまで送ったるわ」

(^ω^)両目をワケワカメで覆った妖女と武装した兵士を前にたじろぐユーホーン、ヘソ、フォー。気にもせず妖女は、自己紹介を始めたんだお。

「ウチはee子や。イイ子と呼んでくれて構わんよ。ト千霧山はウチら 情報モラスヨ が調べることになった。お前らはこれに乗って帰れ」

(^ω^)呆然と立ち尽くすフォーらを兵士が装甲車に押し込むと、イイ子の合図で発進したお。見送るイイ子。

「ふ〜う。わろたし凸やの割り癖はなんとかせんとな〜あ。サイウセキはウチらが管理するわ。九尾と関係なかったしクロリンも納得するはずや。サイウセキに封印されとったのは……蘭九やったしな〜あ」

(^ω^)ピクシティで降ろされるユーホーン。彼らの旅はめでたく終了だお。だがしかし、トホホフォーは詰んでいたお。歩き回ったせいで空腹だった。トホホフォーは途方に暮れていたお。
そこに一匹の狼が近付いてきたお。トホホフォーは喰われてしまうのか!?

「おい、お前トホホフォーか?クロリンに見つかったら……浄化されるぜええええ?」
「あなた喋れるの?」
「おうよ!俺は黒狼様のコクだ。トホホフォー、お前に話があるぜええええ?」
「なんですか?」

(^ω^)黒狼は一歩詰め寄るとこう提案したんだお。

「お前が思念界、つまりデスタウンで生き延びる方法があるぜええええ?」
「あるんですか!?」
「ああ。その前に飯だなぁ」
「わかりました。ご飯を食べてからにしましょう。でも私は1ドノレも持っていません」
「支払いの心配入らねえ。俺がいればタダ飯が食える。早く行こうぜ」

(^ω^)黒狼はトホホフォーをとある店に連れて行ったお。

そこは高級料理店で、黒狼は慣れた様子で個室へと入ったお。

「好きなものを頼んでいいぜええええ」
「ありがとうございます。いただきます。それで……どうすれば思念界で生き残れるんでしょうか?」

(^ω^)黒狼はニヤリと笑みを浮かべると説明し始めたお。

「まず、お前が大聖堂を作れ」
「え!?」

「そして、俺を祀り上げるんだ」
「はぁ……?」
「まあ聞けって。お前が大聖堂になれば、猪シャク剣新貝誤爆も忘れてやるぜええええ?そうすりゃあ、お前は自由に行動できるぜええええ?使い物にならないSNSは捨てて……ギャグで遊ぼうぜええええ?」

 

「分かりました。やりましょう!よっし!それじゃ……この料理を食ったら早速作るぞおおお!!」

(^ω^)こうしてトホホフォーは、大聖堂を作ったお。
だがしかし、トホホフォーの崇拝する大聖堂はクマリンだったお。
企みがトホホな結果なのは……
黒狼だったお。www